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山野 秀将; 高井 俊秀; 江村 優軌; 福山 博之*; 西 剛史*; 守田 幸路*; 中村 勤也*; Pellegrini, M.*
日本機械学会2023年度年次大会講演論文集(インターネット), 5 Pages, 2023/09
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故評価において制御棒材の炭化ホウ素とステンレス鋼の共晶溶融反応及び移動挙動を模擬できるようにするため、共晶溶融物の熱物性評価、共晶溶融反応・再配置実験、共晶反応メカニズム検討、及び共晶溶融反応に関する物理モデル開発及び実機適用解析を実施する研究プロジェクトを進めている。ここでは、プロジェクト全体概要及び令和4年度までの進捗概要について報告する。
深井 尋史*; 古谷 正裕*; 山野 秀将
Nuclear Engineering and Technology, 55(3), p.902 - 907, 2023/03
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)本論文は、炭化ホウ素(BC)とステンレス鋼(SS)の共晶溶融・固化反応に関する反応生成物及びその分布を扱う。BC-SS共晶反応への炭素の存在の影響を調べるため、ホウ化鉄(FeB)とSSの反応を比較して、多変量スペクトル解析を用いたラマン分光分析を実施した。走査電子顕微鏡とエネルギー分散型X線分析も実施し、Cr, Ni, Feのような純金属の要素情報を調べた。BC-SS試料では、界面層に非結晶カーボンやFeB, FeBが見られた。それに対して、FeB-SS試料では、界面にはそのような界面層が見られなかった。
江村 優軌; 神山 健司; 山野 秀将
第26回動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集(インターネット), 4 Pages, 2022/07
制御材である炭化ホウ素(BC)はステンレス鋼との共晶反応により、双方の融点よりも低い温度で液相化する。そのため、ナトリウム冷却高速炉の炉心崩壊事故時において、制御材の喪失や当該反応生成物の炉心領域内外への移行が炉心反応度に影響を及ぼす可能性がある。本研究では、超高温域における反応挙動を把握することを目的として、BCペレットを溶融したステンレス鋼中に浸漬させる試験を行い、ペレットの減肉量に基づいた反応速度を検討した。
櫛田 浩平; 北條 喜一; 古野 茂実
Microsc. Microanal. Microstruct., 6, p.149 - 157, 1995/02
被引用回数:13 パーセンタイル:65.39(Microscopy)炭化ホウ素(BC)は核融合炉第一壁材料として最近注目を集めているプラズマ対向物質であり、原研のJT-60Uでは実際に使用されて良い結果をえている。BCの基礎特性や照射損傷に関するデータが蓄積されつつあるが、本研究では今までにデータの少ないEELS(電子エネルギー損失分光法)によりBCのイオン衝撃による物性変化のプロセスをその場観察した。16keVのHイオン衝撃により、BCは非晶質化をおこすが、この時の臨界フルエンスは約210(H)/cmsであることが、EELSスペクトルおよび制限視野電子線回折像の変化から分った。非晶質化に伴い、ホウ素のK電子の励起によるコアロススペクトルの微細構造にも変化が見られた。
松尾 秀人; 小林 紀昭; 沢 和弘
炭素, 0(159), p.185 - 191, 1993/00
ホウ素含有量が3wt%および30wt%でホットプレスあるいはコールドプレスで試作した2種類の炭化ホウ素含有黒鉛を550~1070Cで中性子照射量が最高210n/m(E29fJ)までJMTRで照射した後、寸法、熱膨張率および熱伝導度の変化を調べた。それらの照射効果は、照射条件の他に供試試料の測定方向や製造方法によって異なるのが認められた。また、熱伝導度は照射によって低下するとともにその温度依存性も変化するのが認められた。
斎藤 裕幸*; 日暮 浩一*; 増山 大輔*; 大木 繁夫; 大釜 和也; 前田 誠一郎
no journal, ,
次世代ナトリウム冷却高速炉の中性子遮蔽候補材に対し、遮蔽性能・構造健全性等に対する得失を整理し、使用条件に応じた構造最適化方策をまとめた。
音部 治幹; 林 博和; 高野 公秀
no journal, ,
BCとUPuOの高温反応を調べた。BCとUPuOの粉末を1対1と1対4のモル比で混合して、ディスク状に成型して試料を作成した。試料をArガス中、1333または1473Kで熱処理した後、粉末X線回折法で同定したところ、熱処理温度やBCとUPuOの混合比と関係なく、試料は、UOと同様な蛍石型酸化物相だった。PuBOの形成は、粉末X線回折法の結果には見られなかった。試料をHe-4%Hガス中1473 Kで熱処理した場合にも、試料は、BCとUPuOの混合比と関係なく、蛍石型酸化物相だった。一方、試料をHe-4%Hガス中1333Kで熱処理した場合には、試料は、BCとUPuOの混合比が1対1と1対4の両方とも、蛍石型酸化物相だけでなく、BC相も含んでいた。
高井 俊秀; 古川 智弘; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故評価において、制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶溶融反応及びその移行挙動を模擬するのに必要な物理モデル構築に資するため、BC-SS共晶物の固相物性測定を行った結果について報告する。
福山 博之*; 東 英生*; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SUS316L (SS))の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)により、系統的にBC-SS系融体の熱物性計測を行っている。平成30年度は10mass%BC-SS系融体の密度および表面張力の測定を行った結果について報告する。
西 剛史*; 太田 弘道*; 山野 秀将
no journal, ,
炭化ホウ素(BC)とステンレス鋼(SS)の溶融混合物の粘度データはシビアアクシデント解析に必要不可欠である。本研究では、平成29年度に報告した5mass%BC-SS共晶溶融物の粘度測定に続き、10mass%BC-SS共晶溶融物の粘度測定を実施し、データの検証を実施したので報告する。
高井 俊秀; 古川 智弘; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故評価において、制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶溶融反応及びその移行挙動を模擬するのに必要な物理モデル構築に資するため、BC-SS共晶物の固相物性測定を行った結果について報告する。
江村 優軌; 神山 健司; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却型高速炉の炉心損傷事故時では、制御材の炭化ホウ素が溶融ステンレス鋼中に溶解して炉心領域内外へと広範に移行する可能性がある。本研究では、溶融ステンレス鋼に対する炭化ホウ素の溶解速度に関するデータを得ることを目的とした試験を行い、その結果を考察した。
東 英生*; 福山 博之*; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼:SS)の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)を用いた非接触レーザー周期加熱カロリメトリ法により、7mass% BC-SS系融体の放射率, 熱容量および熱伝導率の測定を行った結果について報告する。
福山 博之*; 東 英生*; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SUS316L (SS))の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)により、系統的にBC-SS系融体の熱物性計測を行っている。令和元年度は7mass%BC-SS系融体の密度および表面張力の測定を行った結果について報告する。
高井 俊秀; 古川 智弘; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故評価において、制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶溶融反応及びその移行挙動を模擬するのに必要な物理モデル構築に資するため、BC-SS共晶物の固相物性測定を行った結果について報告する。
福山 博之*; 東 英生*; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SUS316L (SS))の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)により、系統的にBC-SS系融体の熱物性計測を行っている。令和元年度は2.5mass%BC-SS系融体の密度および表面張力の測定を行った結果について報告する。
東 英生*; 福山 博之*; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)を用いた非接触レーザー周期加熱カロリメトリ法により、2.5mass%BC-SS系融体の放射率, 熱容量および熱伝導率の測定を行った結果について報告する。
西 剛史*; 太田 弘道*; 小久保 宏紀*; 佐藤 理花*; 山野 秀将
no journal, ,
本研究では、溶融SS(SUS316L)合金の粘度(2.5mass%BC-SS,5.0mass%BC-SS,7.0mass%BC-SS,10mass%BC-SS)をるつぼ回転振動法により、それぞれ1613-1793K, 1713-1793K, 1793-1823Kの温度範囲で粘度を測定した。その結果、粘度は0-7.0mass%の範囲でBC成分の増加につれて増加した。溶融BC-SS合金の粘度評価式は、1713-1793Kの温度範囲の2.5mass%, 5.0mass%, 7.0mass%の溶融BC-SS合金の実験データから、以下とした。y=Ax+B, A=0.0302, B=-9.88110T+2.546。ただし、xはBC成分、Tは温度である。本評価式の不確かさは2.5%である。
福山 博之*; 東 英生*; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SUS316L (SS))の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)により、系統的にBC-SS系融体の熱物性計測を行っている。15mass%BC-SS系融体の液相線温度,密度および表面張力の測定を行った結果について報告する。
東 英生*; 福山 博之*; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)を用いた非接触レーザー周期加熱カロリメトリ法により、15mass% BC-SS系融体の放射率,熱容量および熱伝導率の測定を行った結果について報告する。